2012年10月23日火曜日

Gucci Mane/Back to the Traphouse

2007 GA

Gucci Maneが07年にリリースした、いちおうオフィシャルなメジャーでのファーストアルバム。プロデューサー陣は馴染みのZaytoven、Cyber Sapp、Reefa、Pollow Da Don、The Beatbanggahz(Shawty Redd)、Nitti等。権利関係の問題だと思いますが、前作収録曲のリミックスになる1.Freaky Gurl Remix、タイトルが変わって新たにThe gameとShawnnaをフィーチュアした5.I Might Beはプロデューサーのクレジットがおかしいですね。煽るようなシンセのループが単調ながらクセになるビートの2.16 Fever、Zaytovenらしい中毒性のあるビートがGucciの気怠いフロウと相性抜群な3.15 Minutes Past The Diamond、Pimp Cのフックがキャッチーなキラキラの4.I Know Why、チープなビートだけど聴けば聴くほどハマっていく7.Bird Flu、ドンドン来るドラムと微妙にダサいウワモノに味がある9.Jump The Line、ハデなビートのクラブバンガ11.Stash House、ミニマルなファンクの14.Ballers。中毒性の高いチープなビートが多いのが初期Gucci作品の特徴ですかね、ラップもそんな感じで。聴けば聴くほどクセになるこのちょっとショボい作りは、ファンならずとも聴いてみる価値はあると思います。


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