2005 CA
Mob FigazのThe Jackaが2005年にリリースしたアルバム。発売当時かなり話題になっていたと思います。アルバムの大半を手掛けるRobloのプロダクションはいわゆるウエッサイな音とは違う、独特のソウルフルな哀愁を醸していてオリジナリティがあります。J.Stalin、Dubb 20をフィーチュアしたアルバムのオープニングを飾る1.Never Blinkこの曲がアルバムの顔というか、アルバム全体のイメージを伝えるようなそんな曲ですね。CormegaとRydahをフィーチュアしたシングルのリミックス5.Barney(More Crime Remix)これがJackaの代表曲。この人もHusalahもそうですけどゲスト参加しているCormegaのラップスタイルにかなり影響受けているんじゃないでしょうか。最近勢力的に活動しているAmpichinoが参加した9.Never Equal、Husalahの存在感が抜群な11.Really Dope、情緒あるビートの12.Delicate Lifestyle。全体に漂う哀愁メロウに打ちのめされますね00年代のウエストコーストクラシック。
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複数体制でGangsta RapをはじめとするBlack Musicのレビューをしています。随時参加者募集中ですので、気軽にコメントやメールを頂ければ幸いです。 Produced By Extacy Cartel
2012年12月8日土曜日
2012年12月5日水曜日
Webbie/Savage Life 3
2011 LA
Webbieが昨年リリースした3枚目のアルバム。Mouse On Tha Track、B-RealらTrillのプロダクションは変わらず、変に売りに走ったりしないでルイジアナスタイルを貫いてるところが好きですね。得意のバウンス1.Baddest In Here、90年代のGangsta Rap並にうねるシンセの2.What's Happenin、故Lil Phatをフィーチュアした南部ファンクバウンス5.Trilla Than a Bitch、Trill産によくあるバウンスの11.In Dis Bitch。哀愁系、メロウ、ファンキーなバウンスとこれぞ典型的な南部Hip Hopといわんばかりの内容なのが良いですね。Webbieの地元カラーのよく出てるラップも素晴らしい。昔からの南部ラップ好きの方にもオススメの一枚。
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Webbieが昨年リリースした3枚目のアルバム。Mouse On Tha Track、B-RealらTrillのプロダクションは変わらず、変に売りに走ったりしないでルイジアナスタイルを貫いてるところが好きですね。得意のバウンス1.Baddest In Here、90年代のGangsta Rap並にうねるシンセの2.What's Happenin、故Lil Phatをフィーチュアした南部ファンクバウンス5.Trilla Than a Bitch、Trill産によくあるバウンスの11.In Dis Bitch。哀愁系、メロウ、ファンキーなバウンスとこれぞ典型的な南部Hip Hopといわんばかりの内容なのが良いですね。Webbieの地元カラーのよく出てるラップも素晴らしい。昔からの南部ラップ好きの方にもオススメの一枚。
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2012年12月4日火曜日
Z-Ro/Meth
2011 TX
Z-Roが昨年Rap a Lotからリリースしたアルバム。毎年のようにアルバム出してきますね。プロダクションはいつも通りのメンツながらセルフ・プロデュース曲が減り、Beanz N Kornbreadの割合が増してます。オープニングナンバーのシリアスな1.Real or Fake、Bun BをフィーチュアしたUGKマナーのサザンファンク2.Ro & Bun、カラッとしたファンクにZ-Roの歌がメインな3.Never Had Love、Z-Roお得意なメロウファンクビートの8.Happy Alone、スムーズなビートの10.Razor Blade、Lex Lugerを意識したような大袈裟な上モノを使ったビートでのファストフロウが映える11.No Reason、トークボックス使いが嬉しい12.When We Ride、Willie Dとの渋いコラボ曲13.One Mo Time。メロウなGangsta Rapが好きな人にオススメの一枚。Z-Roのアルバムはどれも安定感抜群です。とはいえそろそろ意外なコラボとかを聴きたい気もしますね。
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Z-Roが昨年Rap a Lotからリリースしたアルバム。毎年のようにアルバム出してきますね。プロダクションはいつも通りのメンツながらセルフ・プロデュース曲が減り、Beanz N Kornbreadの割合が増してます。オープニングナンバーのシリアスな1.Real or Fake、Bun BをフィーチュアしたUGKマナーのサザンファンク2.Ro & Bun、カラッとしたファンクにZ-Roの歌がメインな3.Never Had Love、Z-Roお得意なメロウファンクビートの8.Happy Alone、スムーズなビートの10.Razor Blade、Lex Lugerを意識したような大袈裟な上モノを使ったビートでのファストフロウが映える11.No Reason、トークボックス使いが嬉しい12.When We Ride、Willie Dとの渋いコラボ曲13.One Mo Time。メロウなGangsta Rapが好きな人にオススメの一枚。Z-Roのアルバムはどれも安定感抜群です。とはいえそろそろ意外なコラボとかを聴きたい気もしますね。
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2012年12月2日日曜日
Purpose & Confidence/The Purpose Of Confidence
2012 NY,PA
昨年Rashadとのコンビで名盤"The Element of Surprise"をリリースしたConfidenceとTragic AlliesのMCの一人Purposeが組んだアルバム。前評判の高さからかなり期待しておりました。ソウルフルなビートとスムーズなフロウが素晴らしい2.Rep To The Death、先行で聴けていたTragic Allies仲間のEstee NackにCormegaとマイクを回す3.Vision Of Excellence、ソウルネタのビートにスクラッチとオーソドックスな作風が心地良い5.Murderous Verses、温かみのあるビートとフックの歌がマッチしてる10.Flawed、ビデオがリリースされてるのでたぶんシングルと思われる13.Unstoppable。Confidenceのビートは全編ソウルフルかつスムーズですね、Purposeのフロウともハマってて文句なしに良い。やや似たり寄ったりの曲が多いのが難点かなと思いますが、どの曲も質が高いので気になりません。個人的なハイライトを言うとPurposeには申し訳ないですが3.Vision Of ExcellenceでのCormegaですね相変わらずのカッコ良さでもう。
昨年Rashadとのコンビで名盤"The Element of Surprise"をリリースしたConfidenceとTragic AlliesのMCの一人Purposeが組んだアルバム。前評判の高さからかなり期待しておりました。ソウルフルなビートとスムーズなフロウが素晴らしい2.Rep To The Death、先行で聴けていたTragic Allies仲間のEstee NackにCormegaとマイクを回す3.Vision Of Excellence、ソウルネタのビートにスクラッチとオーソドックスな作風が心地良い5.Murderous Verses、温かみのあるビートとフックの歌がマッチしてる10.Flawed、ビデオがリリースされてるのでたぶんシングルと思われる13.Unstoppable。Confidenceのビートは全編ソウルフルかつスムーズですね、Purposeのフロウともハマってて文句なしに良い。やや似たり寄ったりの曲が多いのが難点かなと思いますが、どの曲も質が高いので気になりません。個人的なハイライトを言うとPurposeには申し訳ないですが3.Vision Of ExcellenceでのCormegaですね相変わらずのカッコ良さでもう。
Meek Mill/Dreams & Nightmares
2012 PA
フィラデルフィア出身若手MCのホープMeek MillがRick RossのレーベルMMGからリリースしたデビューアルバム。 レーベルカラーの出ているゴージャスかつ派手なプロダクションに好みは分かれるところだと思いますが、上々のデビュー作じゃないでしょうか。徐々に盛り上がっていくビートとMeek Millのラップにテンション上がる1.Dreams And Nightmares、その勢いのまま流れ込む2.In God We Trust、最近のメジャー作品にありがちな曲調の3.Young & Gettin' It、Boi-1daプロデュースだからかDrakeが出てきそうな4.Traumatized、そのDrakeをフィーチュアしたヒット曲7.Amen、代表曲の続編でドラマチックな曲調の10.Tony Story Pt.2。ミックステープ収録の"House Party"や"Lean Wit It"級のドープなパーティーチューンで栄えるMeek Millのフロウを聴きたいなと思ってたら、MP3ダウンロードのみのデラックスバージョン収録のボートラ2曲がそんな期待に応えてくれてました。でもなんでボートラなんだよ、本編に入れておいてくれよ。
フィラデルフィア出身若手MCのホープMeek MillがRick RossのレーベルMMGからリリースしたデビューアルバム。 レーベルカラーの出ているゴージャスかつ派手なプロダクションに好みは分かれるところだと思いますが、上々のデビュー作じゃないでしょうか。徐々に盛り上がっていくビートとMeek Millのラップにテンション上がる1.Dreams And Nightmares、その勢いのまま流れ込む2.In God We Trust、最近のメジャー作品にありがちな曲調の3.Young & Gettin' It、Boi-1daプロデュースだからかDrakeが出てきそうな4.Traumatized、そのDrakeをフィーチュアしたヒット曲7.Amen、代表曲の続編でドラマチックな曲調の10.Tony Story Pt.2。ミックステープ収録の"House Party"や"Lean Wit It"級のドープなパーティーチューンで栄えるMeek Millのフロウを聴きたいなと思ってたら、MP3ダウンロードのみのデラックスバージョン収録のボートラ2曲がそんな期待に応えてくれてました。でもなんでボートラなんだよ、本編に入れておいてくれよ。
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