2012年7月8日日曜日

Traxamillion/The Slapp Addict

2006 CA

来週新作が出るベイのプロデューサーTraxamillionが06年にリリースしたリーダー作。Turf TalkとHood Starzによるゴロゴロしたドラムの3.Wakin Em Up、Too ShortとMistah Fabによる名曲4.The Sideshow、Dem Hoodstarzのヒット曲のリミックス6.Grown Man Remix、"Super Hyphy"テイストの7.On Citas、ストリートよりのハイフィービートにHusalah、Jacka、San Quinnと実力派が揃ってのマイクリレーがカッコイイ8.From The Hood。他Balance、Zion I、The Team、The Pack、Killa Keise(rip)らのハイフィーな曲もなかなか良くてかなり楽しめるアルバムだと思います。新作も期待できそうですね。

Big K.R.I.T/Live From the Underground

2012 MS

上半期のベストに入れたBig Kritのオフィシャルデビューアルバム。Def Jamからのリリースながら全編セルフプロデュースで南部ソウルテイストもりもりで最高の仕上がりに。イントロ後の2.Live From The Undergroundからもう最高で昔のダンジョンファミリーのような渋い南部ソウル曲に続くファンキーな3.Cool 2 Be Soutern、シングルのGなシンセも出てくる4.I Got This、8Ball&MJGと2 Chainzをフィーチュアした南部ファンク5.Money On The Floor、Ludacrisをフィーチュアした弾力のあるビートの6.What U Mean、疾走感のある7.My Sub、11.Yeah Dats Me、フックに歌を使った9.Porchlight、13.If I Fall。後半やや失速しますが、タイトなラップも含め90年代の南部ラップファンも安心して聴ける良作。期待を裏切らない一枚です。過去の傑作ミックステープもリマスターされCD化されているんでまだ聴いたことない人はそっちから入ったほうがいいです。

2012年7月7日土曜日

Joe Blow/Real Recognize Real

2012 CA

オークランドのラッパーJoe Blowの新作。去年リリースした"You Should  Be Payin Me"はかなりの話題作でしたけど、この新作も上半期ベイのベストアルバムと言える傑作です。プロデュースはPak Slap & Bandit、Stagmatta、Sputnik、Roblo、Young L、TD Slapsら。哀愁メロー曲から80sなネタものっぽいやつに、ポストハイフィー系の曲を柔らかく落ち着いたフロウで乗りこなすJoe Blowはなかなかカッコイイです。どれも結構イイんでなんなんですが、今のベイっぽいテンポの3.I'm Really Mobbin、Ampichinoらがモブ感を出した4.Knock You Down、Dru Downがファンキーなポストハイフィー系14.Grinding、ソウルフルな16.Top Teer、メローなビートとラップがハマってる17.Mobb Reflections、Young Lのビートって聴けばすぐ分かる18.Holla At Me、スムーズなメロー曲22.My Lil Nigga、Gangstaな23.New Slick Rick。ラップスタイル的にメロー系が強い、最近のベイエリアは良いアルバム多いですね。

Killer Mike/R.A.P. Music

2012 GA

Killer Mikeが今年リリースしたアルバム。上半期のベストに入れてましたこの作品ですが、NYアングラを代表するラッパー/プロデューサーのEl-Pが全曲を手掛けるということで話題に。El-Pのプロダクションはらしいノイジーな混沌としたサウンドをベースにしつつもKiller Mikeに合わせてかどうかは分かりませんがATL風味が漂ってるのがおもしろいです。Bun B、T.I、Troubleをフィーチュアした突き抜けるようなビートの1.Big Beast、スクラッチと倍速フローがカッコイイ3.Go!、サウス風味が出てる4.Southern Fried、ドラムがタイトでファンキーな5.JoJo's Chillin、ドラマチックでノイジーなサウンドがEl-Pのソロ作風の6.Reaganなどなど。El-PとKiller Mikeの相性がいいらしく、どの曲も完成度高い。アルバムの最初から最後まで全くダレることなく聴けます。今年の新作じゃ最高峰のアルバムだと思いますよEl-Pのソロも良かったですが、個人的にはコッチのほうが好きですね。

2012年7月4日水曜日

Waka Flocka Flame/Triple F Life: Friends Fans & Family

2012 GA

Waka Flockaの期待の新作。Meek Millをフィーチュアした過去のミックステープ曲をリメイクしたような2.Let Dem Guns Blam、Drakeをフィーチュアした唯一のLex Lugerプロデュース曲3.Round Of Applause、Trey Songzをフィーチュアした4.I Don't Really Care、ビートがいまひとつだけど勢いのあるラップが迫力満点の5.Rooster In My Rari、ダークでハーコーな9.Cash、10.Lurkin、ミックステープ曲の11.Clapと既発曲やWaka Flockaのイメージ通りの曲はなかなかの出来。駄曲がチラホラ(アレね)あるのとSlim Dunkin(r.i.p)の死のショックが大きかったのか全体的に抑え目なつくりで、物足りない感があります。身内で固めた前作と違って外様のゲストが多いのもどーかなーと。良くも悪くも似たような曲ばかりのWakaにしては幅のある内容になってますんで、"Flockavelli"が苦手だった人は聴きやすいかもしれませんね"Flockavelli"が苦手だった人はWaka Flocka自体苦手かも知れませんが。